歌の概要
コブクロ『流星』は、織姫彦星伝説を、現代の遠距離恋愛に見立てて、シニカルに焼き直した歌。
歌詞の意味
遠距離恋愛の二人の間に横たわる、小さな不信感を超えられなくて、自分の中に閉じこもりがちの彼女に、変わらぬ想いをなんとかして届けたい男子の幻想がテーマだ。
いきなり歌のまとめ
男女の仲も、接触回数に影響されるもの。
二人の間に生まれた小さな不信感は、物理的な距離と時間のために、少しずつ大きくなっていく。
愛は強くないー。
愛の復活を謳い上げる『流星』は、ロマンティシズムの挑戦の歌。
現代は、そんなロマンティックな時代じゃない。だからこそ、何度聴いても『流星』は美しい。
今夜の歌の主人公は、マサミチ(仮称)ー。
歌の意味を深く知る仮想ストーリー
主人公は、「不信」という河に引き裂かれ愛の復活を願う男子。
彼女の心が見えなくなって、思い悩み、夜の海岸をさまよい歩いていた。
ふと見上げた夜空に横たわる天の川を目にした時、この『流星』が生まれた。
遠距離恋愛が不信の原因
ーどうして、彼女はウソをついたのだろう?
マサミチは、彼女がついた小さなウソを見逃さなかった。
ウソーというのは大げさ過ぎる…。
けれど、休みの「日」が違っていたのは事実だ。
マサミチの胸に刺さった小さなトゲは、どうしても抜けない。
夜の海を見に来たのは、とても答えが見つかりそうもないからだった。
会うたびに、少しずつ離れていくのを感じる。
遠距離恋愛に待ち受ける、負のスパイラルが始まっていた。
遠距離恋愛の恋人たちの本音
やっぱり、目の前の楽しいことに気持ちが負けてしまうのは、仕方がないんじゃない?😓
(ひょっとしてお互い、そう思ってる?)
それをすら確かめられない状況を、もう3年近く続けているマサミチとヤヨイ。
ボクを信じて欲しいーアナタが信じられない。
引き合っているのか、離れていくのか?
二人の間に広がった「不信」という大河が、皮肉にも七夕伝説のように思えるボクは、すでに病んでる?
3年前の心の輝きは消えてしまった。
闇の向こうにキミが幻のように揺れているばかり…。
(ボクはどうしたらいい?!)
戦うロマンチスト
ボクの気持ちは3年前と、これぽっちもと変わらない。キミへの変わらない想いを、夜空をついて届けたい。流星となり、キミの元へ🌠
(キミの心を溶かしみせる)
距離📏と時間⌚で計られた、この世界を突き抜けるココロというものが、あるとボクは信じてる。
何度でも繋がればいい。
何度でも、溶け合えばいい。
瞼を閉じて、お互いのココロだけに集中すれば、時空は超えられるはず。
それが人間の力だ。🌠
3年前の二人の気持ちを思い出してー。
瞳を閉じて暗闇をボクの方に歩いてきてー。
ボクは、流星になってキミを迎えにくよ…!
仄白く浮かぶクラゲの姿に、はっとして、マサミチは足を止めた。
ー水面に揺れる月影だった。
(コブクロよ、ボクを流星に変えてくれ!)
こんな人にオススメ
- 彼女に気持ちを届けたい遠距離恋愛の男子
- ロマンティックな夜を過ごしたい人
- 最近カノジョが冷たい気がする男子
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