【小柳ゆき】デビューアルバム『FREEDOM』全曲レビューの結果発表!

小柳ゆきのアルバムの購入をお考えですか?

それなら、アルバムの購入を決める前に、ぜひ読んで頂きたい全曲レビュー記事がコレ!

実は、2000年代に圧倒的な存在感を示した小柳ゆきのデビューアルバム『FREEDOM』は、私の愛聴盤です。

そこで敢えて辛口レビュー記事を書いてみました。

17才の小柳ゆきの歌声に日本中がビックラこいた!

さて、小柳ゆきのことを知らない人に言います。

このアルバムを聴く前に知っておいて欲しいこと。それは、リリース当時の彼女は

弱冠17才の高校生

であったことです。

『FREEDOM』は、弱冠17歳のデビユーアルバムとは、絶対に思えないです。

日本人離れした骨太の声

デビュー曲「あなたのキスを数えましょう~You ware mine~」(1999)で彼女のパワフルな美声に、日本中が圧倒されましたね。

ウキペディアによると、小柳ゆきは剣道部に所属していたようです。

キェーイ!ヤァー!

こうやってあの骨太の声の下地が作られていたというワケですね。

『FREEDOM』はR&B好きにはタマらない愛聴盤

アルバム『FREEDOM』の楽曲を一つ一つ丁寧に聴き込んで気づいたこと。

それは、繰り返すようですが、17歳のデビューアルバムとしては、桁外れの豊かな音楽性と高い完成度を持っていること。

聴きごたえのある作品がぎっしり

特に「Shinin’day」、「Orange love」、「a gap of heart」の3曲は、ずっと愛聴できる傑作バラード。

購入しても、お耳を汚すことはないでしょう。

この3曲は、しっかりした日本語の歌詞によって、心動かされる歌の世界を構築することに成功しています。

小柳ゆきのソウルフルな歌声と絶妙にマッチした歌詞の世界が堪能できるハートフルなナンバーです。

 

それでは、前置きはこれくらいにして、小柳ゆきの「情熱的でリリカルな世界」にGO!

 小柳ゆき『FREEDOM』のレビュー結果一覧

#1:あなたのキスを数えましょう ~ You were mine ~

ファーストアルバムの巻頭の曲にして、失恋モード全開ーこれが小柳ゆきの原点であり、ロングヒットした名曲ですね。

失恋を壮大なバラードで歌い上げる

そうなんです。これが小柳流。

この歌のストーリー

別れる前に二人は大ゲンカしていますね

二人が暮らした部屋中にモノが散乱して、ゆき姉は床にへたり込み…。

(なぜ口づけの記憶が蘇って来るの?)

(あなたの瞳に私は映っていなかった?)

悲しい問いかけに、答えてくれる人は誰もいない…。

ー17歳にしては、リアル過ぎませんか?

 

後半の数小節(第2サビ)で曲調が一転してメロウなアメリカンロック調に変わる部分が、とっても素敵です!

[オリコン7位] [作詞:高柳恋、作曲・編曲:中崎英也] [評価:★★★★]

#2:Orange love

2曲目は、なんと小柳ゆき自身の作詞によるスローテンポのラップ調のラブソング。

ラップ調といってもリズムだけ。ゆき姉は、ゆったりとリズムに乗りながら、丁寧に歌い上げています。

1曲目の破局直後のような、悲壮感は陰を潜めて、二人は幸せモード一杯。

思わず神様に感謝しちゃう!

年上の兄貴のような彼への明るい恋情が素敵です。

晩秋の午後。温かいミルクティーを飲みながらまったり聴きたくなるような歌です。

[作詞:小柳ゆき、作曲・編曲:村島一郎] [評価:★★★★]

#3:the place for two mind

流れるようなメロディが魅力的なソフトバラードです。

ただすこしゆき姉のボーカルが不安定な感じがしますし、ハイトーンが効きすぎている箇所もあります。

歌詞については、残念ながら何度読み返しても、私には意味不明な部分が気になっています。

いつか、リトライしてみたい作品ではあります。

#4:melodies

ファンキーでヘビーなメロディは気に入ってます!

中継ぎ的な位置にある曲であることは否めませんが、捨て曲以上の存在感があるので購入しても損はありません。

私は歌詞に人一倍こだわりがあるので、日本語として文になっていない箇所は少し残念です。

#5:boy

ピュアな少年をテーマにしたグルーヴ感一杯のファンキーな一曲です。

少し寂しそうに、ひざを抱えてベンチにもたれた少年。

空を見上げている瞳に映った青空。

温かい日差しにキラキラと輝く…。

少年の心を失った自分には、彼の存在自体が眩しく、守り抜きたい存在なのだ。

アメリカ南部のダウンストリートの一コマ

電気オルガンとゆき姉の絡みもバッチリ!そこはかとない叙情が漂う愛すべき小品。

大人達へのアイロニーが光っています。

[作詞:樋口侑、作曲・編曲:中崎英也] [評価:★★★★]

#6:Shinin’ day


 

ガチャン!

 

えっ?!-カレにフラれて、思わずコップを壁に投げつけた!

こんな効果音ではじまる「Shinin’day」は、どん底からのスタートです。

この一曲のために、このアルバムは存在していると言い切れるほどの傑作曲。

ヒロも何十回も聴いていますし、聴くたびに新しい感激を覚えています。

救われる日がきっと来る

失恋した直後って、もう絶望のどん底です。

ですが、人ってなんとか立ち直って、前を向かなきゃいけないですよね。

希望を失わなず前に進もうよ

小柳ゆきの「Shinin’day」からは、こんな温かくも、力強いメッセージが伝わって来ることを保証いたします。

ハイ。

それは、母のように温かく、力強い感情ーこの歌を聴くたびに、心が癒され、勇気が湧いてきます。

メロディと歌詞と編曲が完全マッチ!

名曲の条件って、ご存知でしょうか?

曲のメロディーと歌詞の世界がピッタリ一致して、さらに編曲によって光り輝いていること。

鼓動が高鳴り心が癒される曲

やはり、大ヒット曲「あなたのキスを数えましょう」を作曲・編曲した中崎英也さんによる作品です。

5曲目の傑作曲「boy」も同氏の作曲・編曲ですが、この歌では、作詞・作曲を担当されています。

歌詞とメロディーがほぼ同時に生まれたに違いありません。

[作詞・作曲:中崎英也] [評価:★★★★★](100点!)

#7:I don’t wanna be crazy

バリバリのアメリカン・ロック調のバラード。

わがままな自分のせいで、恋が壊れてしまったことを後悔するネガティブな感情がテーマです。

この叙情的なテーマに、似つかわしくない壮大なメロディとパワフルな歌いっぷりが、見事にアンマッチです。

(ワタシ的にはね…。)

でも、これが、パワフルゆき姉のスゴいところなんだと納得しています!

#8:a gap of heart

なんと嬉しい!2曲目の「Orange love」に続く小柳ゆき自身の作詞曲です。

二人っきりの車の中で、他に好きな女がいるんだと彼に告白されるシーンにリアリティーを感じる。

これも、ゆき姉の体験ですか?

もう車内には、他の女の香水が漂う最悪のシチュ…。

それでも彼への愛を確かめようとしているところに、染み入るような切なさを感じます。

R&Bのメランコリーなメロディと歌詞の世界が、ベストマッチした名曲級の仕上がり。

聴き飽きない一押しの一曲です。

[作詞:小柳ゆき、作曲:中崎英也] [評価:★★★★]

#9:infinity

自由詩のような抽象的なイメージの不思議な歌。

ワタシ的には、もっと突き詰めたリアルな歌詞が好みなんですけどね。

まったりとした曲調でリラックスできる歌。就寝時に聴いてもイイ感じに仕上がってます。

ゆき姉の素晴らしい声が堪能できる一曲です。

#10:be tomorrow​

スローテンポのラップ調のラブソング。

これがMISIAのデビュー曲ですよ平成女子に聴かせたら、そうなんだ~!と納得するでしょう!

それほど、

残念ながら、歌詞が不明です。

#11:fairyland

ファンキーでめっちゃゴキゲンに踊れる一曲!

構成がしっかりしているからサウンド的には聞き応えがある良曲です。

クリスマスの足音が聞こえてきそうな12月のウィークエンド。

恋人との待ち合わせ場所に愛車BMWのエンジンをかけた瞬間にこの曲が流れたら!

最高にカッコイイ休日になる!

チラチラ白い粉雪が舞いはじめた空を見上げると、これから恋人と過ごす一日にワクワクしてくる。

夢のような未来を二人で築いていきたい!

そんな勇気が湧いて来るゴキゲンなナンバーです。

それだけに内容のない歌詞がちょっと残念。このアルバム関係者はお気に入りのようですが。

なので、4点のところ★一つ減…。(厳しすぎる?)

[作詞:transk、作曲:L・SOUL] [評価:★★★]

#12:Shinin’ day(neeza mix)

#6の別バージョンが、ボーナス・トラックで収録されています。

オリジナルのような切ないストーリーは、すべてそぎ落とし、サウンドだけをカッコ良くしています。

超クールで重低音強め!

ボーカルにエフェクト強めにかけて、ビートをガンガン効かせて、ゆき姉がグルーヴしてます。

クラブでエンディングテーマとして流すと、ハマるかもね。(笑)

まぁ、好みの問題です。

#13:fairyland(4836 re-mix)

こちらも#11のリミックスが、ボーナス・トラックとして収録されています。

リミックスの方向性は#12と全く同じですので、#12と同じような曲に聴こえます。(笑)

これも、好みの問題ですね。リミックスをオリジナルの2曲後に置くというのは、どーなんでしょうか?

このアルバム関係者は、よほど「fairyland」がお好きと見ました。

小柳ゆきのアルバム『FREEDOM』の最終評価は?

敢えて辛口評価してみると…。

好みの別れるハイトーン・ボイス

リリカルな歌詞の世界を、パワフルに歌い上げる小柳ゆきのスタイルは、21世紀ニッポンの幕開けを印象づけました。

大先輩は和田アキ子?!

えーっ?!そうなんです。(笑)

これまでほとんど誰もなし得なかった道を歩んだ小柳ゆきに、私は大絶賛を贈りたいと思います。

若さゆえでしょうか、やや荒削りなボーカル部分が認められる楽曲もありますが。

ハイトーン・ボイスも慣れの問題

何度もこのアルバムを聴き込んでいくうちに、それが小柳ゆきの持ち味だと身体で理解できるようになります。

ゆき姉のパワーボイスに慣れてしまうと、他の甘っちょろい声では満足できなくなりますね。

小柳ゆきには、そういうディープな魔力があるのです。

アルバム『FREEDOM』をおススメしたい人

最後に、このアルバムをおススメしたい方をまとめておきましょう。

  • 小柳ゆきの「原点」を知りたい
  • 生きる勇気のようなパワーが欲しい
  • R&B系の骨太のバラードを聴きたい
  • 最近のJ-POPはつまらないと思っている
  • SuperflyやMISIAが大好き
  • ちょっと派手でスタイル自慢の歌姫が好き

いかがでしょうか?

こんな願い叶えてくれるようなアーティストは、最近は少なくなったような気がします。

 

あなたは、どのように思われますか?

小柳ゆきのアルバム『FREEDOM』の詳細情報

アーティスト名 小柳ゆき
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
リリース年 1999年
推定年齢 17歳
チャート最高順位 週間6位(オリコン)、年間39位(2000年度 オリコン)
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ここまでお読み頂き有り難うございました。

また次回も歌の世界でお会いしましょう!