『雪の華』の超難解な歌詞の意味は美しすぎる愛の幻想物語だった

『雪の華』(2003,中島美嘉)の歌詞の意味は、平易な日本語のくせに、美しすぎて超難解です。

一見矛盾するようなフレーズが散りばめられているので、これは尋常ではない物語があるに違いない…。

神さま、どうか私に力を!-と祈るように妄想してみた結果…。

本当に神さまが降臨しちゃって、涙ポロポロでした…。

ライナーノーツ

Artist 中島美嘉(なかしま みか)
Lyric Satomi
Composer 松本良喜
Original Release Year 2003年(平成15年)10枚目シングル
Album

セカンドアルバム『LOVE』(2003)

※13曲中の4曲目

Notes 第45回日本レコード大賞(金賞)

歌の概要

厳格な冬の神を父に持つ心優しき雪華(ユカ)は、自分が地上界の人間の少女に心を寄せたことで天上界から追放されることを知り、一人の青年に姿を変えて初雪の夜に彼女のそばに降臨し、熱い想いを伝える愛の幻想歌

『雪の華』の難解な歌詞の意味

ボクは冬の神の児・雪華…。

何年も前から君のことをずっと上から想っていたんだけど、お父さん達は、それをよく思わなくて、とうとう天上界から追放されることになってしまった。

もう君に会えなくなるから、初雪の今夜は君のそばまで近づいて、どうしても伝えたいことがあるんだ。

君と出会って、ボクは初めて美しい人間の心を知ったー。だから、もし君と会えなくなってしまっても、君を照らし続ける星になりたい。

こうやって君のそばにいる時は、ボクの心が最高に幸福に満ち溢れてくる。そんな君と、これからもずっと一緒にいたいのに…。

-あぁ、いつまでも降り積もるこの雪の華のように、君のそばにいたい…。

歌が生まれた瞬間を妄想してみる

当ブログ恒例の200字一気読みです!

歌詞少女
15秒を目標にして読んでみてくださいね
さぁ息を止めて、スタート!
厳格な冬の神を父に持ちながら地上界の人間を助けている心優しき神の児・雪華(ユカ)は、数年前からある少女に心を寄せるようになっていたが、孤独に苦しんでいる彼女のために何かをしてあげたい気持ちを抑えきれなくなり、だんだんと行動がエスカレートするようになったため、罰として天上界から追放されることになった。そのことを知ったユカは、その年の初雪が降る日、彼女の前に自ら姿を見せて、最後の想いを伝えようと決意した瞬間、『雪の華』は生まれた。

お疲れ様でした~!

それでは、いよいよ本編スタートです!

『雪の華』の歌詞を深く知る物語

今回の舞台は、2003年(平成15年)12月27日の東京上空の天上界。

冬の神が今まさに初雪を降らす準備をしている夕暮れのことでしたー。

『雪の華』歌の主人公

歌詞少女
この歌の主人公は、厳格な冬の神を父に持ちながら人間の少女に心を寄せる心優しき雪華(ユカ)です。イケメンね!
雪の華の主人公

第1章❄冬の夕闇に少女に寄り添う人影

歌詞少女
初雪が降る日、ユカが姿を変えて少女のそばに降臨するシーンよ

愛すべき四季の国に、今年もついに「冬」が到来したね。

今夜はこの街に初雪を降らせる日なんだ。

ようやくキミに近づける日が来た…。

さぁ、キミの元に降臨するよ!

人間に姿を変えて降臨する

ーほら、青年の姿をしてキミのすぐ横にいるよ。

こうしてキミのそばにいられるなんて、ワクワクするよ。

もしも恋人のように手をつないで(もちろん、そんなことは不可能だけど)、

ずっと一緒にいられたら、涙が出ちゃうだろうな…。

キミに伝えたいことある

ほら、キミの影の横にうっすらボクの影が並んでいるのが分かるかな?

夕闇にまぎれているけど、気づかれても今日は構わない。

キミに会えなくなる前に、どうしても伝えたいことがあるんだ。

第2章❄人間の美しい心をキミから学んだ

歌詞少女
主人公に彼女に伝えたい3つの大切なことが明らかになるシーンよ

ボクはもうすぐ天上界から追放されて、キミと会えなくなる。

だから、決心したんだ-。

今夜はキミのすくそばまで近づこうって。

これで最後になるかも知れないと思うと、

キミに気づかれたって構わない-。

天空から少女を見守る神の児・ユカ

どうしても伝えたいんだ。

もう何年も前からキミのことを知っていた…。

ときどき公園で一人淋しそうにしていることも。

ボクはいつも上からキミを見ていたんだ。

ユカが出会いから学んだ3つの感情

  1. キミのそばにずっといたい…。
  2. キミのために何かをしよう…。
  3. キミのために苦難を乗り越えよう…。

これがキミがボクに教えてくれた素晴らしい3つの「人間の愛」なんだ。

こんな素晴らしい感情を持つことが出来ただけで、ボクは幸せなんだよ。

第3章❄少女との運命の出会い

歌詞少女
心優しきユカは地上界の少女と運命の出会いをするの

ボクのお父さんは、四季の国ニッポンを治める春夏秋冬の神々の一人・冬の神だ。

ーお前も、やがて冬の神としてニッポンに君臨するがよい。

小さい頃からそう言われて育てられた…。

心優しき神の児の本音

本当のことを言うと、ボクは君臨なんかしたくないんだ。

か弱い人間の上に君臨するなんて、ちっとも楽しくない。

それより、困っていたり、悲しみに暮れている人を助けてあげたい…。

…神の児としては失格だよね

天上界のいじめられっ子?

まわりの神々からは、いつもこんな悪口を叩かれてる…。

人間を助けるなんて軟弱者!

一人前の神になれない甘ったれ!

次世代の冬の神はお前だろ!

だけど、毎年初雪舞う頃になると、そわそわしてくるんだ。

やっと地上界に降り立って、こっそり人間たちを助ける上げられるって。

冬の神の児だから、冬にならないと地上界には行けないんだ。

クリスマスの夜の出会い

あれは3年前の雪が舞う「クリスマスの日」だった…。

ひとり公園のベンチで座っているキミを見つけたんだ。

辛そうに顔を伏せて、ずっと考え込んでいたよね。

ボクはその夜からキミのことが気になり始めたんだ…。

最終章❄天上界の苛酷な運命が待ち受ける

歌詞少女
ユカは天上界から追放される前にある決意をするシーンよ

禁断の感情が追放理由

冬になってキミに近づける日がやって来ると、毎年キミを空からずっと見守るようになった。

そして、自分がキミのことを「好き」になっていることに気づいたんだ。

神の児が、あろうことに人間の女子を好きになるとは…。

レッドカード必至!

神が人間に想いを寄せるなど、天上界では到底許されない絶対の禁則事

誰にも打ち明けられないと、余計に想いは募るばかり…。

神の児の追放計画

ボクの行動はどんどんエスカレートしだした。

キミの部屋の窓を風で揺らしたり、夜寝ているキミをそっと揺り起こしたり…。

とうとう四季の神たちはボクを懲罰として天上界から追放する計画が持ち上がった。

偶然その計画を知った時、ボクは自分のことより、キミに会えなくなることを恐れた。

最後のデートをしたい

天上界の冬の暦の最終日にボクは追放されて、キミに二度と会えなくなる…。

その前にどうしても…。
キミと肩を並べて歩きたい…
寄り添ってベンチで過ごしたい…
ずっと手を繋いでいたい…。

天上界の存在が、人間に姿を見られることは、絶対の禁則事項なんだけど、もうそんなこと、どうだっていい。

キミから美しい3つの感情を教えてもらったんだ。

そのことを、キミに伝えたい…。

キミが好きという感情のままに素直に生きて行きたいんだ。

ボクがボクであるために…。

ボクは決意した。

青年に姿を変えて、キミに話しかけようと。

ーさぁ、降臨するぞ!

(終)

この歌がおすすめな人

  • 美しいロマンティックな冬歌を聴きたい
  • 自分の感情に素直に生きたい人
  • 人間の美しい心を大切にしたい人

メッセージ

これからもずっとキミのそばにいたい…。ユカの切なる願いは、ついに叶えられませんでした。この歌を遺して、ユカは追放さてしまったのです。 彼の想いを受け止めて、私達は『雪の華』の美しすぎる世界を大切に生きていこうではありませんか。

ここまでお読み頂きまして有り難うございました。

Haku